本とラジオとクラゲ

ドンづまりでも絵だけは描き続けていたい

クローズドサークル

定価430円

散歩がてら立ち寄ったコンビニで、鬼平犯科帳の漫画化シリーズの雑誌を衝動買いしました。

鬼平、TVでもちゃんと観たことないけども。江戸を切るとかも最近気になってます。

今日はそれについて少し。

 

鬼平犯科帳、個人的にこち亀やTVの時代劇シリーズでちらっとその名前を目にするものの、自分で探して買うほど興味があるものではなかったです。

司馬遼太郎シリーズとかもこの食わず嫌いカテゴリに入る気がする...。

それで本題の漫画について。

原作は池波正太郎氏の時代劇小説でそれをさいとうたかを氏が漫画化したそうで。

かなりの数の話が漫画化されてるらしいですけど。

そんでもってさいとうたかお氏ってゴルゴの人じゃんって、半分まで読んでから調べて気づく。

 

肝心の漫画の感想

仁三郎(にさぶろう)がくっそ有能だなと思いました。はい。

鬼平犯科帳知らない人からすれば(数時間前の私も含め)鬼平の顔も知らないのに仁三郎誰だよって話なんですけども。

とりあえずこの仁三郎がいかにできる男なのかを説明するために、このシリーズの大まかな概要をば。

 

鬼平犯科帳鬼平と呼ばれゴロツキどもから恐れられる改方の長官のおじさんを中心に、江戸を舞台として繰り広げられる勧善懲悪型の時代劇です。たぶん。

三話掲載されてるうちの二話しか読んでないからすっごい曖昧だけど。

それで鬼平が主人公なのかと思ってたんですけど、少し違いました。

鬼平水戸黄門でいう黄門様ポジションっぽいです。

鬼平が動いて話が進んでゆくというより、水戸黄門でいう助さんポジのアホキャラ枠の忠吾(ちゅうご)というひょうきんな男があれやこれやと動き回ることで物語が進んでゆきます。

 

こういうタイプの、タイトルになってる人物が動き回らずに話が進み最後にその人物がオチをつけたり(終盤でひかえおろう!で黄門やっと出る...的なやつ)する作品やシリーズってなんか名称あるんですかね。

そもそも主人公の定義って何なんですかね。無知なので。

 

話がそれまくりましたが、結局仁三郎がどんな奴なのかについて全く触れてませんね。

仁三郎は障子はりかえ屋みたいな職業(適当)の男です。

仁三郎はその商売上いろんな人と関わってるようなので情報ツウな役でもあります。

そして起承転結の起の部分でだいたい仁三郎が鬼平に事件やきっかけを持ってきて話が始まります。

この仁三郎、鬼平に事件を持ってきた後にも活躍します。

基本的には、鬼平に伝令役をこなし、そのまま鬼平から事件の発端の悪党の尾行や監視、情報収取などの任務を命じられます。そして少し話が進むと敵のアジトや謀略などの改方側にとって有益な情報を入手して帰還し、鬼平にそれを知らせます。

そのあとはもう鬼平が悪者をばったばったとぶった切って襲撃からの終劇のパターンに入ります。

水戸黄門でいう印籠モードです。鬼平最強です。

 

仁三郎という男

鬼平犯科帳は改方の親分がテーマの話なので、当然改方長官の鬼平の下には子分の改方が十数人います。

つまり、鬼平はこの子分たちを総動員させて悪党の情報収集や尾行を行うことも可能なはずなのですがなぜか仁三郎がその役割を一人で担っています。

逆説的にいうと仁三郎は一人でお役人十数人分以上のリソースを持っていることになります。

この仁三郎、事件にいくら貢献しても基本無給です。

本業の障子張り替えの商いの最中でも、悪事が目に入ると仕事を投げ出し、尾行、情報収集を行い鬼平のもとにいち早く伝令します。

自身の生活より鬼平への奉仕が第一なのです。

 

仁三郎すごい。おしまい。

追記:鬼平犯科帳 白根の万左衛門編 はそのへんのコンビニで定価430円で絶賛発売中です。

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